中村天風師への質問

下野誠一郎さんのブログより

昨日の、中村天風師への質問

「人間、死んだらどうなるか?」に対する

天風師の答えの記事はなかなか

反響があったようです。


人間、死んだらどうなるか?

 

 

実は私は、もう一つ質問をしてみました。

 


それが「脳にある内分泌器官、

松果体の役割とその活性化の方法」と

いうものでした。


かなり専門的な情報も含む天風師の答えは

驚くべきものでした。


以下、その答えです。

 

 

 

 


下野誠一郎君ならびに

ワンドロップ・マガジン読者諸君、

霊人天風であります。前号の続きです。
 では、二つ目の質問、

「脳の中にある内分泌器、松果体の役割と、

その活性化の方法を

おしえていただけないでしょうか」。


 はい、下野君、私なりの個人的見解として

お答えするがよろしいか...では、
よろしいと許可をいただいたということで...
人体の構造として一番先にできる部位が脳なんですよ。脳の中でも右脳でも左脳でもないんですよ。その部位は間脳なんだが、松果体も含めての間脳としてとらえていただきたい。
 まず間脳は、大脳半球と中脳の間にある。

間脳は、視床視床下部、脳下垂体からなり、視床下部である自律神経核によって

自律神経である交感神経と副交感神経を

制御している。


松果体は、赤灰色でグリーンピース

(ヒトで8ミリ)ほどの大きさで、

左右の 視床に挟まれている。

松果体は、視床後部の一部を構成しているものだ。

簡単 な間脳と松果体の説明だが、

何故間脳が人体の中で

一番先に出来るのであろう か。

心臓ではないんですぞ。下野君、

脳神経外科医や世界の脳科学者が言っていることを霊人天風に求めていないでしょうよ。

天風さん、そもそも松果体とは

ズバリ何ぞやということでしょう。


いかがかね。今まで世間で言われている情報や固定観念を捨てて聞いていただきたい。
松果体は、ズバリ、人(霊止ひと)の霊魂が

最初に入ってくる受け皿、霊魂 の器なんですよ初耳かもしらんが、下野君も生まれてくる前におとっつぁん とおっかさんが子造りに励み、

精子卵子が一つになる。

これを授精という ね。受精した卵のことを胚(受精卵)と呼んでいますよ。

受精が成立すると胚は、二分割、四分割、

八分割、十六分割、三十二分割と倍倍に

分裂を始めるん ですよ。

精子卵子は受精した時に

眩(まばゆ)い閃光(せんこう)と熱を発する んですよ。

また卵割する時も同じように光と熱を発するんです。

卵割の過程で 胚の中心に空間...

空洞がつくられるんですよ。

この空洞は一体何かというと、

人(霊止)の霊魂...光の意識生命が宿る

器となるんです。実は、人の霊魂の中 に、

人(霊止)となるべく人体の設計図が

秘められているんですな。

ただ単に受 精しただけでは、

人間として生まれてこれないんです。

霊魂(たましい)と呼ん でいる光の意識生命が

松果体の光の空洞の中に宿り

肉体と霊魂(たましい)との 霊線が結ばれるんですよ。

間脳にある松果体のこの空洞が

霊魂(たましい)が最初に宿る入れ物となります。そのために間脳が一番最初につくられるんですよ。次に神経系ができ、

脊椎がつくられるんですな。

松果体の空洞内は、真昼の太陽の如く光で

満たされているんですよ。

外部の光を感知しながら、

自家発光している太陽みたいなものだと

イメージして下さいな!  

松果体は子供では大きく、

思春期になると縮小し、大人になると

燃え尽きて石灰化すると言われておりますな。寝る子は育つという言葉の通り、

子供にメラトニンの分泌量が多いのは、

健全な発育を促してくれている

睡眠ホルモンの働きがあるからです。
下野君は、瞑想のスペシャリストと

うかがっているが... 目を半眼(はんがん)にして微笑んでいる弥勒菩薩半跏思推像を

見たことがあると思うが、母親の胎内の羊水の海に浸かりながら十月十日を迎える頃までには霊魂(たましい)は胸の中心に

下りてくるんですよ。

胸の中心に在る霊魂(た ましい)に心を定めて

頭を空にして瞑想することで

胸にある霊魂(たましい)の 光が

松果体(間脳)を通して両眼からもれてくるんですよ。

弥勒菩薩様も両眼を ギュッと閉じていると

余りにも内からの光が眩しくてたまらず

薄目を開けてし まったんですな、きっと(笑)。

その顔が穏やかに微笑んでいる顔

(アルカイッ クスマイル)に見えるんですな。

よおくその仏像の目を見てみてごらん。

薄目を開けた眼から光がもれているように見えるから...
仏像は、額(ひたい)の真中に大きなほくろが

あるよな。イボかもしれんが第三の目の名残ともいわれているが、下野君も知っての通り、

ちょうど間脳や 松果体の部位にあたるね。

衰えた松果体を活性化するには、

目を閉じて朝日の 太陽の光を額(ひたい)の

中央、第三の目を通して間脳そして

松果体の空洞に朝 の光を集める

イメージをすることです。

昼の太陽の光ではだめですよ。

朝日の 太陽もしくは、

遅くとも午前 10 時ごろまでの太陽の光を

松果体に集めるよう にして下さい。

よろしいかな。昔から早朝の太陽の光を

薬師瑠璃光(るりこう) といって、

生まれたばかりの朝の日の光に

生命力があるんですよ。

その光を松 果体に集めることで松果体

復活してメラトニンをつくり出します。

また内な る霊魂(たましい)の光を引き出す

呼び水ともなりますぞ。

朝の光と共に自然界に満ち満ちている精気

(生命エネルギー、プラーナ)は、

内なる霊魂(たましい) に向けて降り注がれるんですよ。

この精気を諸君の霊体に十二分に充電することです。

活力が湧いてきますぞ。

是非やってみて下さいな。
君の求めている答えではないかもしれないが、

一つの参考意見にしてくれたまえ。
 読者諸君、次回の天風人語で

お目にかかりましょう。

それでは、ごきげんよう、さようなら。


いかがでしょう?


私はこの天風師の答えから

大いなるヒントを与えられました。


今お教えしているワークショップ

マトリックスアクティベーション」にも

そのヒントは生かされています。