歳神様に愛される方法

透明先生のブログより

 

今年の歳神様から愛される方法です
前回お話したように、今年の歳神様は、
みなさんを一年中見守っていてくれる
鷹の目を持った神様です
その分、歳神様も大忙しというワケですが、
そんな歳神様の労をねぎらい、
その上で歳神様と仲良くなれる方法を
ご紹介したいと思います。

天ノ巡り御行幸(あまのめぐりおんぎょうこう)

《材料》
鉢植え(千両・万両・南天)小さいものでOK!
粗塩
折り紙(金色)
お水(コップ一杯)

《方法》
まず、小さくても良いので
千両か万両、南天などの実がつく
植物を用意してください
この時、家に鉢植えは置けないという場合は、
これらの植物の枝(実のついている枝)を
少しだけ分けていただき、
コップに土を入れて突き刺し、
立てていただいてもOKです。
玄関前にある場合は、別で用意する必要は
ありませんので安心してくださいね

では次に、その鉢植えを玄関の外か中
(下駄箱の上も可)に置き
半分に折った(三角形)金色の折り紙を
鉢植えの前に敷きます。

その折り紙の上に、
小皿に盛った粗塩とコップ一杯のお水を供え、
手を合わせ、次の言葉を言ってください

「歳神(さいしん)様に申し奉ります
 この世(せ)この時、御行(おんぎょう)にて、
 神心(みこころ)をいただき、感謝しております
 歳神(さいしん)様が、御身(おんみ)を
 休める場としてお使いいただけますよう
 謹んでお願い申し上げます」

   以上で終了で~す

   

この方法は、忙しく飛び回っている
歳神様の休憩場を作る方法で、
みなさんが休憩場を提供していただければ、
歳神様もその宿り木にて休むことができます。
場を提供してくださった方には、
きっと歳神様も沢山の気づきを
くれると思いますので、
今年を良い形で過ごす
チャンスが舞い込んでくると思います。

注意事項

宿り木の前に供えたお塩とお水は、
お水だけを毎日変え、
お塩は月の初めに変えるようにしてください
この方法は、次の年が明けるまで
続けても良いですし、
途中でやめても問題はないので
安心しておこなってくださいね。
次の年になると、別の歳神様となるため、
やり方が変わります
この方法はあくまでも、
今年いっぱいまでの方法ですので、
年が明ける前には片付けてください

千両・万両・南天は、歳神様が好む木です
旧正月の時点で、家を覚えてもらうためには、
実がなっていることが重要となるため、
できればオススメしている千両・万両・南天の
実のついているモノを用意してみてください
これは、実がなっている方が、
神様から見て目立つので
この時期だからこそ、
是非おこなって欲しいことであり、
実がついていないモノは効果が
薄いと思っていただければと思います

実のついていない千両・万両・南天や、
その他の植物の場合、来てくださるかどうかは、
神様次第になってしまうのでご了承くださいね

何よりも、家を覚えてもらうことが重要なので、
できれば実がなる木が
手に入れやすいこの時期に、
ここでオススメしたやり方で
おこなっていただくのが良いと思います。

設置場所は、玄関が1番良いです
皆さんの都合や事情があるとは思うのですが、
「神様をお迎えする」ということに関しては、
家の顔である玄関からお迎えしなければ、

失礼にあたり
そういった意味では、
やはり玄関が1番良いのですが、
もし、それ以外の方法で可能であるとすれば、
酉の方位である西の方位に窓がある場合のみ、
その窓際でおこなうことは、可能ではあります
その西は、家の中心から見て
西の方位と理解してください

設置場所の玄関は、
自宅でも仕事場でも問題ないですよ
植物は地に根付くものですので、
その植物を宿り木とするなら
床に直置きで問題ないので安心してくださいね
宿り木を設置する場所としての、玄関の方位は
特に気にする必要はないので
安心しておこなってくださいね
基本的には、南天などは日陰でも
強い植物なのですが、
たまに日に当てていただくのは良いと思います
必要に応じておこなってみてください
お水は、おちょこ1杯でも大丈夫です
毎日取り替えるお水は、
日が出ているうちに変える
という考え方をしていただければと思います
ただ、時間に縛られて
取り替えないままになってしまうよりは
ちゃんと新しいお水を
供えていただいた方が良いので、
適宜よろしくお願いいたします
粗塩の交換は、最低、
月に1回と考えていただければ良いので
新暦の一日を基準とし、
お塩が溶けてしまったら取り替えて
いただいてかまいませんので、
よろしくお願いします。

金色の折り紙を半分に折って三角にしたものは、
手前側が「尖っている方」で合ってますよ~
宿り木の前に粗塩とお水を置けない場合、
配置上、横並びは良くないのですが
縦並び(上下)に置く場合は、植物が上、
粗塩&お水が下で設置してもらえれば
かまいませんのでご参考ください

粗塩と水の位置は、左右でも前後でも、
金色の折り紙に乗っていれば、
特に気にしなくて大丈夫です
枯れてしまった場合は、
お役目を終えたということで
土に戻していただければ良いですね
その際、粗塩をふるなどはしなくて大丈夫です
新しい宿り木に変えた場合は、
木だけ差し替えをしていただければ
最初からやり直す必要はないので、
安心してください

呪文を唱えるのは、
設置し始める最初1回で大丈夫です。